地球と人にやさしい
100年企業への挑戦
伊藤忠セラテック株式会社は、主に製銑製鋼用で使用される耐火物の原料メーカーとして、日本遺産の六古窯の一つである愛知県瀬戸市で1960年に設立され、その後60年以上にわたる焼成技術を軸に蓄積した独自の技術力を生かし、多彩な商品を開発、提供して参りました。
例えば、耐火物原料に続いて1986年に製造・販売を開始した球状セラミックサンド(セラビーズ®)は、流動性・耐熱性・低膨張性に優れたリサイクル使用可能な鋳物用の砂で、天然資源の枯渇、規制対象の廃棄物処理、結晶性シリカから従業員を守る労働環境改善といった課題を解決できる商材としてお客様から高い評価を頂いております。
また、セラミック開発で培った技術を生かして担体(核)の開発から始まったカーボンニュートラル関連触媒(エアロナイト®)は、水素製造及び活用、二酸化炭素活用といったカーボンニュートラル社会の実現に貢献する各種装置の触媒として採用頂いております。
高い技術力に裏打ちされた独自性と創意工夫、伊藤忠グループの総合力とネットワークを生かし、三方よし(=売り手良し、買い手良し、世間良し)の価値を創造する商品を提供し続けることが我々の使命です。
これからも明日を見つめ、『地球と人にやさしい100年企業への挑戦!』を続けて参ります。
代表取締役社長 矢島久嗣